熊野市では平成23年から新たな特産品づくりや耕作放棄地の利活用を目的として、獣害に強く高齢者にも作りやすい品目として唐辛子栽培に取り組んでいます。
私たち「くまの農業振興公社」は、唐辛子の栽培・商品づくり・販売を行うため、平成29年に設立された会社で、いつの日か「唐辛子といえば熊野」、「唐辛子供給基地」と言われるよう日々奮闘しています。
熊野唐辛子は、温暖な気候と豊かな大地のおかげで、1年を通じて唐辛子を栽培することができます。メキシコ原産のハラペーニョ・ポブラノ・ハバネロ、タイ原産のプリッキーヌ、インド原産のプサジュエラなど、世界の様々な唐辛子を栽培しています。青果はもちろん、加工品も製造・販売してご好評を頂けるまでに至りました。
ハラペーニョとポブラノは、ハウスで水分をごく少量に絞ってストレスをかけ、旨みと辛みを引き出しています。この品質がメキシコ大使館に認められ、大使館の独立記念レセプションの料理に使用していただくことができました。
神々が宿る聖地・熊野の唐辛子。辛さの中にある旨みをぜひご賞味ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。